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主日礼拝説教(9月17日分)
聖書箇所:U列王記5章1〜19節

1.説教音声

2.CS教材着情報

子供用メッセージカード 聖書箇所(せいしょかしょ)「U列王記(れつおうき)5:1〜19」
中心聖句:『は今、イスラエルのほか、全世界のどこにも神はおられないことを知りました。』(Tコリント10:13)  9月17日(日)

今日のポイント!
※聖書(せいしょ)のむずかしいことばやわからないことは、おとうさんおかあさんではなく、日曜日に教会学校(きょうかいがっこう)で先生(せんせい)にききましょう。

1.ナアマン将軍(しょうぐん)は、世の中(よのなか)で成功(せいこう)している人で、神様(かみさま)とは無関係(むかんけい)に生(い)きているとおもっている人(ひと)でした。

2.しかし、重(おも)い病気(びょうき)にかかったとき、初(はじ)めて神様(かみさま)に関(かか)わろうとかんがえました。

3.しかし、偶像(ぐうぞう)の神(かみ)は、ナアマン将軍(しょうぐん)を救(すく)えなかったので、ナアマン将軍(しょうぐん)は、はじめて、天地(てんち)を創造(そうぞう)された、父(ちち)なる神様(かみさま)のところにやってこれたのです。

4.病(やまい)が癒(いや)された時(とき)、ナアマン将軍(しょうぐん)は神様(かみさま)が生(い)きて実在(じつざい)していることを知(し)りました。そして、この方(かた)は生(い)きておられるので、この世界(せかい)の誰(だれ)もが、神様(かみさま)と無関係(むかんけい)でいられないことに気(き)づいたのです。

〇まとめ
 神様(かみさま)は、関(かか)わるために私(わたし)たちを創造(そうぞう)されました。だから、私(わたし)たちは神様(かみさま)と無関係(むかんけい)では生(い)きることができません。ナアマン将軍(しょうぐん)は、神様(かみさま)と関(かか)わって生(い)きることを決断(けつだん)して、生(い)きかたをすぐに変えました。私(わたし)たちも、ナアマン将軍(しょうぐん)のように神様(かみさま)といきましょう。

☆考(かんが)えてみよう
 Q.追(お)いかけてくる神様(かみさま)から逃(に)げきるにはどうしたらいいでしょうか。神様(かみさま)から逃(に)げる方法(ほうほう)を考(かんが)えてみよう。

☆やってみよう(チャレンジ)
 神様(かみさま)と生(い)きるってどういうことなのか考(かんが)えてみよう。

着情報3.完全原稿

『真(まこと)の神に出会う』
聖書箇所:U列王記5章1〜19節
中心聖句:『私は今、イスラエルのほか、全世界のどこにも神はおられないことを知りました。』(U列王記5章15節) 
 2023年9月17日(日)主日伝道礼拝説教要旨

 本日登場するナアマン将軍は、私たちと同じく、この天地を創られた父なる神様を知らない文化で生きていました。彼は、この天地を創られた真の神様に出会うまで、神様とは何の関りも無く生きている考えていました。しかし、膚病に直面し、しかもそれを簡単に癒される神様の御業を見たとき、自分とこの方が決して無関係で居られないことに気づいたのです。

 ナアマン将軍は、アラムという国の英雄で、国の中で誰よりも軍功を挙げ、尊敬されている人でした。彼は、その時までは、アラムの国の様々な神を拝む多神教文化の中で何不自由なく生きてきました。神様と関わっている暇など無いほど忙しい人だったでしょうし、きっとその必要性も感じなかったと思います。しかし、そんな彼も、重い皮膚病(ツァラート)に犯されたことによって、神様と関わる必要に迫られたのです。長らく生きていれば分かりますが、身体が病んだり、痛んだりすることは、自身の生き方を変える大きな転機です。ナアマン将軍も、死に至る皮膚病を患うようになって、初めて神様に関わって助けを求めるという選択を行うようになったのです。しかし、木や石で出来た偶像の神では、ナアマン将軍の病を癒す事は出来ませんでした。方々手を尽くして困り果てた彼は、皮膚病を癒される神が居られると聞いて、イスラエルの神、この天地を創られた真の神様のところへやってきたのです。

 私たちが、神様と関わろうとする時はいつでしょうか。困った時や、苦しい時だと思います。熱心に神社へお参りに行く人も、困っていない時には出かけたりはしないのではないでしょうか。苦しい時だけ神様に関わり、その時以外は無関係で居られると思っている人は、世の中に大勢いると思います。ナアマン将軍もそうでした。なので、自分の意にそぐわない方法で癒されるように、神の人エリシャから指示を受けた時、彼は怒って帰ろうとしました。そして、もう関わらないようにしようと考えたのです。しかし、部下にたしなめられて、ヨルダン川で七回身体をきよめて癒されると、彼は、この世界に作りものではない、真の神様が生きておられることに気づきました。そして、この生きておられる神様と、無関係に生きることが出来る者など誰もいないことを悟り、彼は自分の生き方を根本から変えることを決断したのです。

 神様は、ナアマン将軍がその存在に気づく前から、彼の人生に関わり続けていました。例えその存在を知らず、そんなものなど自分に何の関係もないと考えたとしても、お構いなしに神様は、御自分の御心のままに私たちに関わられるのです。何故でしょうか。神様が、交わり、関わる為に、私たちを創造されたからです。私たちは神様と交わり、その被造物を管理する為に創り出されたのですから、どこまでいっても神様と無関係になることはできないのです。しかし、そうであるにも関わらず、私たちは真の神様のことを知らないときは勿論、例え知ったとしても、この方を居ないものであるかのように扱い、背中を向けて無視して、神様との交わりの為ではなく、自分の為に人生を浪費してしまいます。ここに人間の致命的な罪があるのです。私たちは、自分達が作られた目的に反して、神様を無視し、背中を向けたのですから、誰もが裁かれて火の中に投げ入れられないといけません。けれども、神様は私たちのことを愛しておられるので、御自分の大切な独り子であるイエス様を、私たちの罪の罰の身代わりに十字架に掛けて死なせてくださいました。これによって私たちは、全ての罪が赦されて、今までの生き方の一切を責められず、今日からでも神様と共に交わって、活き活きとした人生を送ることができるのです。ナアマン将軍は、神様のことを知って、直ぐに自分の生き方を変えました。私たちはどうでしょうか。同じように決断して、神様と共に生きる者とされましょう。


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