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主日礼拝説教(10月1日分)
聖書箇所:Tコリント人への手紙10章23〜26節

1.説教音声

2.CS教材着情報

子供用メッセージカード 聖書箇所(せいしょかしょ)「Tコリント10:23〜26」
中心聖句:『地(ち)とそこに満(み)ちているものは、主(しゅ)のものだからです。』(Tコリント10:13)  10月1日(日)

今日のポイント!
※聖書(せいしょ)のむずかしいことばやわからないことは、おとうさんおかあさんではなく、日曜日に教会学校(きょうかいがっこう)で先生(せんせい)にききましょう。

1.わたしたちは、この世の中(よのなか)を生(い)きていくために、自分(じぶん)がどのように行動(こうどう)するかをきめなければなりません。

2.けれども、どのように行動(こうどう)するかきめることは、とても難(むずか)しいことです。そのために、今日(きょう)は、ふたつのルールを学びます。

3.一つ目(ひとつめ)のルールは、自分(じぶん)がどうしたいかではなく、他の人(ほかのひと)が、神様(かみさま)のことを嫌(きら)いにならないようにすることを大切(たいせつ)にして、自分(じぶん)がどうするかを考(かんが)えます。他の人(ほかのひと)が、いつか神様(かみさま)を信(しん)じられるようにするためです。

4.二つ目(ふたつめ)のルールは、神様(かみさま)から頂(いただ)いたものは、悩(なや)まず感謝(かんしゃ)して頂(いただ)くことです。神様(かみさま)は、私(わたし)たちに与(あた)えるために、あらゆるものの罪(つみ)や問題(もんだい)を、イエス様(さま)の十字架(じゅうじか)によって、解決(かいけつ)してくださっています。大人(おとな)になると、色々(いろいろ)な問題(もんだい)が見(み)えてきますが、それでもわたしたちは、悩(なや)まずに恵(めぐ)みをうけとってよいのです。

〇まとめ
 わたしたちは、他の人(ほかのひと)も、自分自身(じぶんじしん)もつまづかないように、神様(かみさま)に感謝(かんしゃ)して、みことばに従(したが)って生活(せいかつ)していきます。それを続(つづ)けているかぎり、わたしたちはいつも悩(なや)まず、いきいきとした人生(じんせい)を送(おく)っていくことができるのです。

☆考(かんが)えてみよう
 Q.神様(かみさま)からの恵(めぐ)みと、そうでないものを仕分(しわ)けてみよう。

☆やってみよう(チャレンジ)
 「他の人(ほかのひと)をつまづかせない行動(こうどう)」を行(おこな)ってみよう。


着情報3.完全原稿

『地とそこに満ちるもの』
聖書箇所:Tコリント人への手紙10章23〜26節
中心聖句:『地とそこに満ちているものは、主のものだからです。』(Tコリント人への手紙10章26節) 
 2023年10月1日(日)主日伝道礼拝説教要旨

 クリスチャンには、それが罪で無い限り、行動に多くの自由が与えられています。しかし、いくら自由があるといっても、複雑に入り組んだ人間社会の中では、自分の利益をどのように確保するか悩んだり、(それが罪でないにしても、)自分の行動について悩ましい選択を迫られる事も日常茶飯事です。時には、自分の下した決断の正悪についてすら、判断しかねる状況も少なくありません。その中で、私たちはどのように考え、信仰を保てば良いのでしょうか。

 偶像に献げた肉の問題は、正にそのような決断を下しづらい問題の筆頭です。信仰に入ったばかりのクリスチャンが、他の宗教儀式に用いられた食物に近づきたくないと考えるのは当然のことです。しかし、その一方で安い肉を確保しなければ生活がままならないという現実もあります。このような「判断が下しづらい案件」は、練達したクリスチャンにとっても多く存在するものです。それ故にパウロは、判断材料の指針として、二つの行動原則を示したのです。

 一つ目の原則は、自身ではなく、他の人の利益の為に判断を行動するというものです。例えば、仏壇から下げられた饅頭を差し出された時、それを食べても良いものかどうかは、クリスチャンにとって悩ましいところだと思います。大人になれば、社会的な付き合いもありますから、出かけた先で、お酒を勧められるような時もあることでしょう。そのような時には、自分がそれをどうしたいかではなく、誘ってくれる相手や、もてなそうとしてくれる相手を躓かせないように行動することが、他の人の利益の為に判断するということなのです。勿論これは、「人を恐れて行動せよ」と言う意味ではありません。やがてその人が神様と出会った時に、それまでの体験から躓かないように配慮することが、その人の利益になると私たちは考えるのです。躓きを与えないことで、他の人が妨げなく救われるように、私たちは行動するべきです。

 二つ目の原則は、与えられた恵みについて、悩まず、余計な詮索をせずに、感謝して受け取るというものです。目の前で与えられた品について、それにまつわるどのような社会的罪があるのかなどは、恵みを受ける私たちが詮索すべき問題ではありません。何故なら、それは神様が、「良い」と言って与えて下さる恵みだからです。私たちには、その恵みをそれを喜んで受け取り、感謝して生活することが許されています。勿論、物品にまつわる社会的な罪を心に留め、解決に取り組むことは大切なことです。例えば、鶏肉や鶏卵が生産される為に何が行われているかを知れば、二度とそれを食べられないぐらいショックを受ける人もいることでしょうし、100円均一で売られている品が、いかに多くの人を搾取して造られているか考えれば、それを買うことにためらいを覚える人もいるかもしれません。しかし、そのような「地とそこに満ちるあらゆるもの」の社会的罪についてすらも、既にイエス様は、十字架の死によって贖って下さっています。それ故、私たちは目の前の品を詮索せず、感謝して受け取ることができるのです。これらの行動は、私たち自身が躓かない為に必要な、大切な原則でもあるのです。

 私たちは、日々、神様の恵みの中で生きています。私たちに必要なものは、神様が用意して下さいますし、用意された「地とそこに満ちるあらゆるもの」についての罪も、既にイエス様が引き受け、精算して下さっています。だから私たちは、自分の利益についての全てを神様に委ね、得られる恵みを安心して受け取ることができますし、それ故に御心に適った生活、即ち、神様を愛し、隣人を愛する生き方に集中できるのです。私たちは、悩まず御言葉に従うことのできる日々を生活しています。神様に感謝しつつ、御心に適った生活を送りましょう。



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