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主日礼拝説教(5月14日分)
聖書箇所:Tコリント人への手紙7章39〜40節

1.説教音声

2.CS教材着情報

子供用メッセージカード 聖書箇所(せいしょかしょ)「Tコリント7:39〜40」
中心聖句:『私(わたし)も神(かみ)の御霊(みたま)をいただいていると思(おも)います。』(Tコリ7:40) 5月14日(日)

今日のポイント!
※聖書(せいしょ)のむずかしいことばやわからないことは、おとうさんおかあさんではなく、日曜日に教会学校(きょうかいがっこう)で先生(せんせい)にききましょう。

1.神様(かみさま)は、イエスさまの十字架(じゅうじか)によって、わたしたちが罪(つみ)を犯(おか)すいがいのことすべてのことを、自由(じゆう)にできるようにしてくださいました。(※だからぶたにくも、おやこどん、たこやきもたべられます!)

2.けれども、罪(つみ)ではないから、なんでもしていいというわけではありません。それを見分(みわ)ける為(ため)には、神様(かみさま)から教(おし)えていただく必要(ひつよう)があります。

3.神様(かみさま)は、わたしたちに、してはならないことを教(おし)えるために、お母(かあ)さんと、お父(とう)さん、教会学校(きょうかいがっこう)の先生(せんせい)をあたえてくださっています。

〇まとめ
おとうさんと、おかあさんが、君達(きみたち)を叱(しか)るのは、神様(かみさま)が、聖霊様(せいれいさま)を通(とお)して、はたらかれているからです。だから、お父(とう)さんとお母(かあ)さんの言(い)いつけはしっかりまもって、無視(むし)しないようにしましょう。

☆考(かんが)えてみよう
 →神様(かみさま)が、みんなに何(なに)かを言(い)おうとしている時(とき)、どのように伝(つた)えてこられるかをしっていますか?
 →神様(かみさま)からの伝言(でんごん)や、お便(たよ)りを、気(き)づかずに捨(す)ててしまったことはないでしょうか。考(かんが)えてみよう。

☆やってみよう(チャレンジ)
 →いろいろな人(ひと)が、私(わたし)たちにいろいろなことをいいます。その言葉(ことば)を無視(むし)をせずに良(よ)く聞(き)いて、神様(かみさま)が自分(じぶん)に対(たい)して何(なに)をいおうとしているのか、かんがえてみよう。



着情報3.完全原稿

『御霊による命令』
聖書箇所:Tコリント人への手紙7章39〜40節
中心聖句:『私も神の御霊をいただいていると思います。』(Tコリント人への手紙7章40節)
 2023年5月14日(日) 母の日礼拝説教完全原稿
 ※詳しい聖書の解説を、ホームページに掲載しています。どうぞご覧ください。

 7章最後になりました。危急の際に関するパウロの奨励も、今日の箇所で一区切りとなります。母の日とは関係ないかもしれませんが、7章最後の奨励は、既婚女性と、配偶者と死別した女性に対して向けられたものになっています。それに加えてこの箇所には、クリスチャンの生活全体に関わる大きな指針が秘められているので、今日はそのことを学びたいと思います。

 今日の箇所の話題には、離婚した女性は登場しません。理由は、人間的な手続きの離婚が神様の前に受理されないからです。これは既に7章10節以降で取り扱われています。主の前に誓いを立てて結んだ結婚の関係は、配偶者の死以外によっては解かれる事がありません。これはイエス様が、私たちに語られた基本的な真理です(マタイ5章31-32節、マルコ10章4-9節)。ですから、例え止むを得ず離婚するしかなかったとしても、その後、互いのどちらかが死ぬまでは、再婚せず、主に誓った契約に従って、一人で生活するべきであります(7章11節)。

 しかし、配偶者と死別したならば、その人は自由になります。その場合は、パウロも教える通り、誰とでも自由に結婚できるのですが、それは「主にある結婚」に限られます。これは、結婚相手はクリスチャン限定であるといった話ではなく、その結婚が「主の導きである」と、周囲の兄姉に支持されているかどうかという話です。主に在る結婚とは、神様の御心に適った結婚であるということなのですから、その判定は、先週学んだ通り、自分ではなく、周囲の目によって行って貰うべきことです。だから、「誰と結婚しようが私の勝手だろう。他人は関係ない」と言って、周囲の戒めを無視し、強引に結婚を進めるのは、クリスチャンのとるべき態度ではありません。取りやめるにせよ、理解を求めるにせよ、戒められたならば、一端立ち止まって良く考える時間を持つのが、クリスチャンとしての正しい姿勢ではないでしょうか。

 これは結婚に限らず、一事が万事、私たちの行い全てに適用できる考え方です。私たちは、神様の御霊によって自由が与えられて居るので、罪を犯さない限りは、自由に振舞って良いのですが、だからと言って、何をしても良いという訳ではありません。世の中には、良くも悪くも無い、「どちらでもない事(ギ:アディアフォラ)」が沢山あります。漫画やゲーム、動画サイトなど、娯楽の多くはそれに含まれます。「別に犯罪でもないし、人に迷惑もかけてないし、私が何をしてたって関係ないじゃん」とは、年齢問わず良く聞く、戒めや指導への反論だと思います。しかし、私たちの自由は、自分の欲を満たす為ではなく、神様の御心に適った目的の為に使われるべきです。例え罪ではなく、合法であったとしても、自由の乱用によって品位ある生活が崩れてしまうならば、私たちは神様の御心から外れた生き方をしているのです。神様は、そうならないように善意によって、周囲の兄姉や、指導者、何よりお母さんやお父さんに与えた聖霊なる神様の御霊を通して、私たちを戒め、指導し、元の道に戻してくださるのです。

 しかし、私たちは、そのように戒められたり、指導されたりするとき、それを「神様からの命令じゃないから」また、「人間の言うことだから」と言って、はねのけ、神様からの御霊を通した命令に逆らってしまいます。ここに人間の罪があるのです。私たちに与えられる、他の兄姉からの戒めや指導は、神様から与えられている、御霊の命令であると謙遜に受け止めて、己を正す為に用いるべきです。神様は、常に私たちが右にもそれず、左にも曲がらず、真っすぐ進むことを喜んでくださっています。神様の前に遜って、真っすぐお仕えしましょう。



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