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主日礼拝説教(10月13日分)
聖書箇所:マルコの福音書8章11〜21節

1.説教音声

 

2.CS教材着情報

子供用メッセージカード 聖書箇所(せいしょかしょ)「マルコ8:11〜21」
中心聖句:『イエスは言(い)われた。「まだ悟(さと)らないのですか。」』(マルコ8:21)
 10/13(日(にちようび))
今日のポイント!
※聖書(せいしょ)のむずかしいことばやわからないことは、おとうさんおかあさんではなく、日曜日に教会学校(きょうかいがっこう)で先生(せんせい)にききましょう。

1.わたしたちは、いつもイエスさまに頼(たよ)りながら生活(せいかつ)することができます。

2.イエスさまは、わたしたちが困(こま)っていることを、誰(だれ)Qより理解(りかい)して、どのように助(たす)ければよいかも、わかっておられるかたです。

3.ですが、わたしたちは、イエスさまさえいれば、必(かなら)ず助(たす)けてくださる。どうにかなると、信(しん)じることができません。

4.それは、イエスさまじゃどうにもできないと、イエスさまのことを信頼(しんらい)しなかったり、イエスさまや聖書(せいしょ)のみことばの通(とお)りにするのが嫌(いや)だとおもったりして、わたしたちが従(したが)うことができないからです。

〇まとめ
 イエスさまを信頼(しんらい)しておまかせし、そして、イエスさまの言(い)われることに素直(すなお)にしたがって、その言(い)いつけを実行(じっこう)するということは、わたしたちが思(おも)っているよりも、ずっと難(むずか)しいことです。だから、わたしたちは、毎週(まいしゅう)聖書(せいしょ)のみことばを聞(き)き、少(すこ)しずつでもみことばに従(したが)っていく訓練(くんれん)をするのです。イエスさまも、訓練(くんれん)するわたしたちを喜(よろこ)んで助(たす)けてくださり、わたしたちもその助(たすけ)を見(み)ることで、よりイエスさまを信頼(しんらい)できるのです。

☆考(かんが)えてみよう
Q.イエスさまを信頼(しんらい)する訓練(くんれん)は、小(ちい)さなことからはじめて、普段(ふだん)からコツコツおこなう必要(ひつよう)があります。どうしてでしょうか。

☆やってみよう(チャレンジ)
 小(ちい)さなみことばからはじめて、みことばの通(とお)りに行動(こうどう)し、イエスさまが約束(やくそく)通(どお)りにしてくださるか、確(たしか)かめてみよう。

着情報3.完全原稿

『まだ悟らないのか』
聖書箇所:マルコの福音書8章11〜21節
中心聖句:『イエスは言われた。「まだ悟らないのですか。」』(マルコの福音書8章21節)
 2024年10月13日(日) 主日礼拝説教要旨 

 本日、決算総会の公告が行われました。現在、名古屋教会は経済状況の悪化や、会堂建物や牧師館老朽化の問題など、多くの苦境に立たされています。このような状況に対し、私たちがどのように対応し、決断していくのかはとても重要なことです。多くの問題に翻弄され、時流のしがらみに囚われる中、私たちが正しい判断を下すことはとても難しいように思われます。しかし、そのような中にあったとしても、私たちが決して見失ってはならないことが一つあります。それこそが、私たちと共に居られる方が救い主イエス様であるということです。

 今日の箇所のパリサイ人たちは、イエス様に自分たちの目の前で奇跡(しるし)を起こすように要求しました。それはもちろん、イエス様が救い主(キリスト)であるのかどうかを判断する為であります。イエス様は、そのようなパリサイ人に何も奇跡をみせることなく立ち去られました。その上で弟子たちに対し、パリサイ人とヘロデのパン種に注意するようにと戒められました。イエス様は救い主であり、癒し主であり、私たちと共に居てくださる最も力強い助け主です。イエス様が居られ、私たちがそれに従って忠実に生き続ける限り、私たちは必ずどのような状況からも、イエス様の御手の業によって助け出されるのです。しかし、この論理が非常にシンプルで、かつ子供でも容易に理解できる内容であるにも関わらず、私たちはこれを素直に受け入れたり、信じ続けたりすることができません。何故ならイエス様の言われる通りに、私たちの心の中には、常にパリサイ人とヘロデのパン種が入り込み続けてくるからです。

 パリサイ人のパン種とは何でしょうか。それは偽善のことです(マルコ7章6〜23節)。偽善とは、究極的には自己中心的な考え方のことで、神様の御心を自分の考えより下に置く高慢な気質です。この為に私たちは、何事にも自分の意のままに決定できなければ気が済まないのです。自分の考えが神様の御心によって変更される事を嫌い、自分の思うままに物事を押し進めて、他の人々から承認されたいと願い、時を待たずして軽率な判断を下してしまいます。
 ヘロデのパン種とは何でしょうか。自己を保身してしまう弱さや、決断を先延ばしにする優柔不断さのことです。ヘロデは、自身を批判するバプテスマのヨハネが正しいことを理解していたにも関わらず、自身の立場が損なわれることを恐れて、判断を先延ばしにしました。その結果、最終的には正しい決断を行うよりも保身することを選択し、ヨハネの処刑を命令したのです(マルコ6章14〜29節)。自分の立場や財産の保全にこだわったり、現状変更を恐れたりしていると、神様の御心によって決断の時を迎えても、それを見送って失敗してしまいます。決断を恐れる優柔不断さは、最終的にはイエス様への裏切りにつながってしまうのです。

 自己中心と高慢に支配されたパリサイ人も、自己保身と優柔不断に囚われたヘロデも、イエス様がどのような御方であるのかを決して悟ることが出来ませんでした(マルコ6章14節、8章11節)。私たちも困難に打ち当たると、同じように二つのパン種に支配され、イエス様が救い主であるという本質を忘れてしまいます。イエス様が解決の糸口を用意して下さることを信じて待つことが出来ず、解決の糸口が見えても、色々と言い訳して決断せず、御心に従わないことを正当化しようとしてしまうのです。ここに人間の罪があります。今までも、イエス様は私たちが窮地に陥った時、多くの御業を起こして助けて下さいました。私たちはこの恵みの業を一つ一つ思い出した上で、この先に待ち受ける問題についても、イエス様を信じて委ねることを選び、決断すべき時には覚悟をもって全てを献げる準備が出来ているでしょうか。共に居られる方が誰であるかを良く悟り、決して時を見誤らない各々であり続けましょう。



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